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J-GLOBAL ID:201002223894641969   整理番号:10A0292573

結晶構造解析は細菌表面運動の必須なカルシウム依存性調節因子としてPseudomonas PilY1を明らかにする

Crystal structure analysis reveals Pseudomonas PilY1 as an essential calcium-dependent regulator of bacterial surface motility
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巻: 107  号:ページ: 1065-1070  発行年: 2010年01月19日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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IV型繊毛(T4P)は薄い表面フィラメントであり,バイオフィルム形成,細菌凝集と生体表面への細菌接触に関わる。T4Pによる攣縮運動はヒト感染の確立と維持に必要である。今回,Pseudomonas aeruginosa繊毛発生因子PilY1の結晶構造を2.1Å分解能で検討し,細菌移動に必要なこの蛋白質の単一部位を同定した。構造は収縮したT4Pで病原菌を保持するβプロペラー折畳の変化及び異なるEFハンド様カルシウム結合部位を示した。外因性カルシウムキレート試薬あるいは単一残基の変異を用いたPilY1によるカルシウム結合の防止は,表面繊毛を消失することによりPseudomonas攣縮運動を抑制した。結合カルシウム荷電と類似した働きをするこの部位のリジンは,非機能性表面繊毛の産生により反対方向に運動と関わった。PilY1結晶構造に同定した特異なループによるカルシウム結合と遊離は,繊毛の伸長と収縮の相反性を制御すると示唆した。
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分類 (2件):
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生物学的機能  ,  微生物の生化学 

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