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J-GLOBAL ID:201002223925358527   整理番号:10A0362042

害虫防除に対する可能性を持つ大豆(Glycine max)種子由来新たな毒性蛋白質であるGm-TX

Gm-TX, a new toxic protein from soybean (Glycine max) seeds with potential for controlling insect pests
著者 (10件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 634-640  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: C0250B  ISSN: 1359-5113  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Glycine max種子由来新規毒性蛋白質Gm-TXは硫酸アンモニウムを用いる分別沈殿,DEAE-セルロース,アンヒドロトリプシン-セファロース4B及びSuperdex200HR急速蛋白質液体クロマトグラフィーの組合せにより精製した。Gm-TXは28kDaの1ペプチド鎖(SDS-PAGE),pI5.1~5.2,中性糖<0.5%含有,N末端配列KTISSEDSPFFNCREK,最大吸収スペクトル280nm及びモル吸光係数16.9であった。酵母RNAに対するリボヌクレアーゼ活性(1821.42±3.34UA/h/mgP)を示し,抗Gm-TXにより介在されるウサギ赤血球凝集(120.4HU/mgP)を促進し,マンノースで阻害された。トリプシン阻害,ウレアーゼ及びキチナーゼ活性を欠損した。Gm-TXはLD<sub>50</sub>4.5mg/kgにて腹腔内経路によりマウスに対し致死性であった。害虫Callosobruchus maculatus及びDysdercus peruvianusに殺虫活性を示し,人工給餌1.16及び0.25%レベルで投与すると50及び56%の死亡率を示した。Gm-TXは害虫に耐性を改善する遺伝子導入植物で発現する候補蛋白質の可能性を示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物の生化学  ,  生物学的機能  ,  生物的防除 

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