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J-GLOBAL ID：201002223972018343   整理番号：10A0162502

透過Raman分光法における時間及び空間分解能

Temporal and Spatial Resolution in Transmission Raman Spectroscopy

著者 (5件)： EVERALL Neil (Wilton Centre, Redcar, GBR) ,  MATOUSEK Pavel (Rutherford Appleton Lab., Oxfordshire, GBR) ,  MACLEOD Neil (Rutherford Appleton Lab., Oxfordshire, GBR) ,  RONAYNE Kate L. (Rutherford Appleton Lab., Oxfordshire, GBR) ,  CLARK Ian P. (Rutherford Appleton Lab., Oxfordshire, GBR)
資料名： Applied Spectroscopy  (Applied Spectroscopy)
巻： 64  号： 1  ページ： 52-60  発行年： 2010年01月 
JST資料番号： A0429A  ISSN： 0003-7028  CODEN： APSPA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： trans-スチルベンの粉末試料について,ピコ秒時間分解の透過Ramanデータを測定し,レーザ及びRamanパルス分布像をモデル化できるMonte Carloモデルを開発した。透過したRamanパルスはレーザパルスに比べて幅が広く,一部の光子は厚さ1mmの試料を横切るために50mm以上の飛行経路を必要とした。定常状態の透過Raman分光法における横方向の分解能を種々の条件,即ちプローブビームの直径,試料厚さ,捕集開口部及び輸送長さで模擬し,輸送長さはいずれの場合も試料厚みよりも一桁小さいことを確定した。試料中の飛行経路は極めて長かったが,ミリメートル規模の横方向分解能を保持できると予測した。本計算結果は時間的なゲート化が横方向の分解能を改善したが,重要な制約因子はSN比であった。

シソーラス用語： *Raman分光法 ,  光透過 ,  光拡散 ,  モンテカルロ法 ,  飛行経路 ,  *時間分解能 ,  *空間分解能 ,  ピコ秒 ,  スペクトルシフト ,  サンプルの大きさ ,  依存性
準シソーラス用語： 光子マイグレーション ,  厚さ依存性

分類 (2件)： 赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル一般  (BM08061U) ,  分光分析  (CC03012W)

物質索引 (1件)： trans-スチルベン

タイトルに関連する用語 (3件)： 透過 ,  Raman分光法 ,  空間分解能