抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
浸漬処理が主流となったリン酸亜鉛化成処理にとって,表面調整は,良好な化成処理性を確保する上で必須工程となっている。表面調整剤は,従来チタンコロイド系が主流であったが,近年,りん酸亜鉛コロイド系に置き換えられてきており,コロイド安定性および化成処理性が飛躍的に向上した。りん酸亜鉛コロイドは,その表面が水溶性高分子に修飾され,アニオンチャージされたコロイドとなっているが,今回新たに開発した表面調整剤「プレパレンXG」は,水溶性高分子の分子構造や官能基の種類,導入率を適正化することによって,処理液安定性(コロイド安定性)および化成処理性の更なる向上を実現することができた。ここでは,これらの諸性能を,処理液のコロイド特性と共に紹介する。(著者抄録)