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J-GLOBAL ID:201002224217639024   整理番号:10A1375664

脱離エレクトロスプレイイオン化質量分析による平面クロマトグラフィック媒質上の組織スライスからの直接の脂質溶出,部分的分離及び同定

Elution, Partial Separation, and Identification of Lipids Directly from Tissue Slices on Planar Chromatography Media by Desorption Electrospray Ionization Mass Spectrometry
著者 (2件):
資料名:
巻: 82  号: 21  ページ: 8866-8874  発行年: 2010年11月01日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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標準混合物,組織ホモジネート,無傷組織部位を用いた脱着エレクトロスプレイイオン化質量分析によって,高性能薄層クロマトグラフィックプレート上に分離された脂質中のガングリオシド種の脱着及びイオン化を確認するとともに,ガングリオシド類及び他の脂質について,脱着エレクトロスプレイイオン化質量分析による無傷組織部位の検査法を提示した。ラット脳から得た薄い組織スライスを平面クロマトグラフィック媒質上で解凍し,脂質を部分分離した後,負イオンモードにおける脱着エレクトロスプレイイオン化質量分析によって分析したが,この方法によっていくつかのガングリオシド種,すなわちGQ1,GT1,GD1及びGM1並びにスルホニルスフィンゴ脂質を含む,異なったクラスの脂質を検出することができた。高性能薄層クロマトグラフィックプレートからのガングリオシド類についての完全走査負イオンモードにおける検出限界はおよそ3pmolであった。線形イオントラップタンデム質量分析によって高性能薄層クロマトグラフィックプレート上のガングリオシド類及び他の脂質を調べた結果,GD1a及びGD1b異性体の存在を確認することができた。ここに示した方法を食品安全,癌診断法,微生物学試験などで遭遇する他のタイプの組織や複雑な試料に適用できるものと考察した。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
脂質一般  ,  クロマトグラフィー,電気泳動  ,  質量分析 

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