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J-GLOBAL ID:201002224403694558   整理番号:10A1382218

蛋白質のキャピラリー電気泳動のための新規ポリ(ビニルアルコール)ベースカラム被覆剤

Novel poly(vinyl alcohol)-based column coating for capillary electrophoresis of proteins
著者 (3件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 137-142  発行年: 2010年12月15日 
JST資料番号: W1014A  ISSN: 1369-703X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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シリカキャピラリー内壁への化学結合型ポリ(ビニルアルコール)(PVA)被覆剤の新規で簡易な調製方法をキャピラリー電気泳動(CE)に用いた。被覆操作はキャピラリー内壁の前処理としてシラン化,アルデヒド基官能化及びPVA固定化を包含した。被覆キャピラリーの電気浸透流は広いpH域(pH3-10)でほぼ抑制された。カチオン性タンパク質(シトクロームc,リゾチーム,α-キモトリプシノーゲンAを含む)はpH3.0-5.0で,及びアニオン性タンパク質(ミオグロビンとトリプシン阻害剤を含む)はpH10.0でPVA被覆キャピラリーによる高効率分離を達成した。さらに,中性pHで調製カラムを使ったカチオン性とアニオン性プロテインの両方の同時分離では二重対向注入法を採用した。このCEモードでは,プラス電荷の蛋白質はカラムの一端からディテクションウィンドウに移動する間に,マイナス電荷の蛋白質は対極の端からディテクションウィンドウに移動した。この研究で行った蛋白質CE分離の全てで良好なrun-to-run繰返精度が得られた。PVA被覆カラム蛋白質分離の長期間安定性は,保持時間の相対標準偏差値が0.9%以下で単一キャピラリーを100回反復使用したことで証明された。さらに,良好なcolumn-to-column再現精度が10回の異なるカラムによる蛋白質CE分離によって証明された。結果は,PVA被覆キャピラリーの現行の調製法が蛋白質CE応用に有望であることを示す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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工業的培養法,装置 
引用文献 (31件):
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