抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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企業をサポートする情報システム(ビジネス・アプリケーションとインフラストラクチャ)の複雑さは年々増大しており,それに従って,それらを運用・保守する困難も増大している。日々のインシデントは,これらのシステムが運用される場所で対処される必要がある。そして,それらのインシデントの全体的傾向を決定できるためのプロジェクトはそれほど多くないし,また,それらの根本原因を解決したり,改良のための提案をする段階に達しているものはほとんど無い。ビジネスの円滑な運用を支援するために,2009年12月21日に,富士通のアドバーンスドポートフォリオマネジメント(APM)コンピテンシー部門は,総合インシデント分析のためのテクニックを確立した。インシデントは,インフラストラクチャやアプリケーションからの問い合せやメッセージ,サービス管理,ユーザ,営業活動からの問い合せやメッセージなどである。このテクニックは,運用や保守の過程で忙しい分野をターゲットとしており,サービスとテンプレートで構成され,彼らが,全体的な傾向や根本的原因を見つけるのを助けて,サービスマネージャの時間と労力の負荷を軽減する。この論文は,総合インシデント分析のためのテクニックについて説明して,実例を見ることでそのテクニックの効果を検証する。(翻訳著者抄録)