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J-GLOBAL ID：201002224660312895   整理番号：10A1606362

トンネル内空気の空調への活用に向けた基礎調査

著者 (3件)： 遠藤啓司 (JR東日本) ,  吉田勝興 (JR東日本) ,  小柴弘夫 (JR東日本)
資料名： JR EAST Technical Review  (JR EAST Technical Review)
号： 33  ページ： 59-62  発行年： 2010年11月30日 
JST資料番号： L5225A  ISSN： 1347-8419  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地下駅ではホーム・コンコースで空調を実施しており,膨大なエネルギーを消費しCO₂を排出している。トンネル内の排煙設備(換気装置)や列車風によってトンネル内は吸入口から排出口までの空気の流れができている。トンネル内の空気は外気と比較すると温度が低い。本報告はトンネル内の空気を利用して省エネを図ることが可能かを目的とした調査を行い,温度低下した空気の利用方法の検討とエネルギー使用量削減のシミュレーションを行った。総武快速線・横須賀線の地下トンネルを対象にトンネル温度測定を行い,エネルギー使用量削減の試算を行った。トンネル内を通過する空気は,トンネル表面温度と同様の傾向があるため,活用することで省エネへ寄与できることが分かった。

シソーラス用語： *鉄道トンネル ,  *空気調和 ,  *鉄道駅 ,  排出量 ,  *省エネルギー ,  *温度変動 ,  エネルギー消費 ,  シミュレーション ,  温度測定 ,  表面温度 ,  *冷房 ,  二酸化炭素排出量
準シソーラス用語： エネルギー使用量 ,  エネルギー節約 ,  温度低下 ,  *地下駅

分類 (3件)： 空気調和一般  (PC01000C) ,  停車場,操車場  (RC07040M) ,  エネルギー消費・省エネルギー  (LD01000B)

引用文献 (1件)：

• 「標準気象データを用いた地中温度の推定法に関する研究」(日本建築学会大会学術講演梗概集: S61年)

タイトルに関連する用語 (4件)： トンネル ,  空調 ,  活用 ,  基礎調査