文献

J-GLOBAL ID：201002224680762870   整理番号：10A1615811

高磁気緩和性MRI血液プール造影剤(BPCAs)としての1,1′-ビス(アミノ)フェロセン類の大環状DTPA(ジエチレントリアミンペンタ酢酸-ビス(無水物))複合体のGd(ガドリニウム)錯体

Gd-complexes of macrocyclic DTPA conjugates of 1,1’-bis(amino)ferrocenes as high realxivity MRI blood-pool contrast agents (BPCAs)

著者 (8件)： KIM Hee-Kyung (Kyungpook National Univ., Daegu, KOR) ,  PARK Ji-Ae (Korea Inst. Radiological Medical Sci., Seoul, KOR) ,  KIM Kyeong Min (Korea Inst. Radiological Medical Sci., Seoul, KOR) ,  MD. Nasiruzzaman Sk (Kyungpook National Univ., Daegu, KOR) ,  KANG Duk-Sik (Kyungpook National Univ., Daegu, KOR) ,  LEE Jongmin (Kyungpook National Univ., Daegu, KOR) ,  CHANG Yongmin (Kyungpook National Univ., Daegu, KOR) ,  KIM Tae-Jeong (Kyungpook National Univ., Daegu, KOR)
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
巻： 46  号： 44  ページ： 8442-8444  発行年： 2010年11月28日 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1,1′-ビス(アルキル/アリールアミノ)フェロセンとDTPAの反応により大環状DTPA-ビス(アミド)を合成,続いてのGd₂O₃(もしくはGd(OAc)₃)との反応により合成した[Gd(L)(H₂O)](L=DTPA-ビス(アミド))型の2つのGd(III)錯体を新規核磁気共鳴(MRI)血液プール造影剤として評価した。両錯体は共に高いR₁-緩和度および高い血液プール効果を示した。メチルアミノ基を持つ錯体(I)のR₁/R₂値は最初に開発された血液プール造影剤MS-325の当該値よりも高く,これによりフェロセン部位がヒト血清アルブミン(HSA)との効果的な親油性相互作用に必須とされるベンゼン誘導体に置換することが明らかになった。錯体Iは実用的なMRI造影剤の新しい有力候補である。

シソーラス用語： *ガドリニウム錯体 ,  *造影剤 ,  RI心室造影 ,  フェロセン誘導体 ,  複合体 ,  酸化ガドリニウム ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  ジアミン ,  第三アミン
準シソーラス用語： MRI造影剤 ,  血液プールイメージング

分類 (2件)： 非遷移金属元素の錯体  (CE01030C) ,  診断用薬の基礎研究  (GW20010P)

物質索引 (3件)： DTPA ,  N,N′-[3-(カルボキシメチル)-3-アザペンタン-1,5-ジイル]ビス[N-(エチルカルバモイルメチル)グリシン] ,  N,N′-[3-(カルボキシメチル)-3-アザペンタン-1,5-ジイル]ビス[N-(ベンジルカルバモイルメチル)グリシン]

タイトルに関連する用語 (14件)： 磁気緩和 ,  MRI ,  血液 ,  造影剤 ,  ビス ,  フェロセン類 ,  環状 ,  DTPA ,  酢酸 ,  無水物 ,  複合体 ,  Gd ,  ガドリニウム ,  錯体