抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,強制対流を持つ太陽熱乾燥機内,および自然対流のある天日の下での,ハッカ葉の薄層乾燥特性を研究し,ハッカ葉太陽熱乾燥プロセスのエネルギー解析およびエクセルギー解析を行った。実験では太陽熱空気加熱器と乾燥キャビネットで構成する間接強制対流太陽熱乾燥機を使用した。乾燥データは10種類のいろいろな数学モデルに当てはめた。これらのモデルの中で,強制太陽熱乾燥および自然天日乾燥に対するWangとSinghのモデルが,ミント葉の薄層乾燥特性を最もよく説明することが分った。熱力学第一法則を使い,太陽熱乾燥プロセスにわたるエネルギー解析を行った。一方,太陽熱乾燥プロセスのエクセルギー解析は熱力学第二法則を適用して求めた。乾燥キャビネットのエネルギー利用比(EUR)の値は7.826~46.285%の間で変動した。エクセルギー効率の値は34.760~87.717%の範囲にあることが分った。改善可能性の値は0~0.017kJ/sの間で変動した。エネルギー利用比および改善可能性は乾燥時間および気温の増大とともに低減したが,一方エクセルギー効率は増大した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.