文献

J-GLOBAL ID：201002224775312562   整理番号：10A0074693

住宅内の日常生活における温熱快適範囲に関する研究

STUDY ON THERMAL COMFORT ZONE OF DAILY LIFE IN RESIDENCE

著者 (5件)： 深澤たまき (神奈川大 工) ,  須永修通 (首都大学東京) ,  松田克己 (旭化成ホームズ 住宅総合技研) ,  千葉陽輔 (旭化成ホームズ 住宅総合技研) ,  尾崎充男 (旭化成ホームズ 住宅総合技研)
資料名： 日本建築学会環境系論文集  (Journal of Environmental Engineering (Transactions of AIJ))
号： 647  ページ： 67-72  発行年： 2010年01月30日 
JST資料番号： L4761A  ISSN： 1348-0685  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 既報(同誌No.617,p81-86,2007)で提案した評価方法で用いることを前提に,住宅内の日常生活における温熱快適範囲について検討した。実験室ではなく実在住宅の中で被験者実験を行い,空気温度・放射温度・相対湿度・気流速度・代謝量・着衣量の温熱6要素からなる快適範囲の検討を行った。既往の快適範囲と比較検討した結果,ASHRAE55-2004(PMV)による快適範囲が被験者の温冷感申告値との適合度が高いことが分った。被験者実験から温熱6要素を用いた予測温冷感指標(PTSV)を算出して検討した結果,PTSVによる快適範囲に湿度条件を加えたものを住宅内の日常生活における温熱快適範囲とした。

シソーラス用語： *住宅 ,  *屋内環境 ,  *温熱環境 ,  *快適性 ,  閾値 ,  実験 ,  実物試験 ,  温冷感 ,  快適感 ,  被験者実験

分類 (1件)： 建築環境一般  (RB02010T)

引用文献 (18件)：

• 1) 深澤たまき・須永修通:居住者の環境調整行動を考慮した温熱性能評価方法,日本建築学会環境系論文集,No.617,pp.81-86,2007.7
• 2) ASHRAE: ASHRAE STANDARD, Thermal Environmental Conditions for Human Occupancy, 55a-1995
• 3) A.P. Gagge·A.P. Fobelets·L.G. Berglund: A standard predictive index of human response to the thermal environment, ASHRAE Transactions, 92, pp.709-731, 1986
• 4) 深井一夫:体温調節モデルに基づく標準新有効温度(SET^*)による温熱環境の評価に関する研究,博士学位論文,1994.12
• 5) 温熱指標等研究委員会:PMV,SET^*,cloに関する研究報告-温熱指標等研究委員会報告書--SET^*委員会報告書,2002.6

タイトルに関連する用語 (4件)： 住宅 ,  日常生活 ,  温熱 ,  研究