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J-GLOBAL ID:201002224791385979   整理番号:10A0484198

複数分散経路の利用は河川網における両生類の持続性を促進する

Use of multiple dispersal pathways facilitates amphibian persistence in stream networks
著者 (5件):
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巻: 107  号: 15  ページ: 6936-6940  発行年: 2010年04月13日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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両生類個体群は地球規模で減少しているが,小さな河川を占有するサンショウウオは減少することなくその個体群は安定している。理論的予測によれば生息網における個体群安定化と絶滅阻止は複数経路経由の分散によるとされている。本研究ではその予測を経験的データにより支持するため河川サンショウウオの標識再捕獲を実施した。その結果,上流には強い分散バイアスがあり,隣接源流河川に向かう陸上分散速度は非常に高いことが共に明らかになった。分散速度変化はルート依存的であり,これにより上流河川サンショウウオの個体群安定性機構は空間的であることが示唆された。河川サンショウウオの移動挙動を河川網トポロジーに関連させた本結果により,広域個体群減少時における危機的分散経路の同定と保護の重要性が明示された。
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分類 (1件):
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個体群生態学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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