抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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白色LED/OLED(有機EL)が次世代照明として注目されている。白色LEDは1990年代後半から2000年代にかけて成長した携帯電話に搭載されて成長してきた。発光効率も上昇し,大口取引価格も下落している。携帯の液晶バックライト,カメラフラッシュ,自動車ヘッドランプ,特殊照明にと応用先を広げてきたLED照明も2008年量産品ベースで,蛍光灯相当の発光効率をえて照明の巨大市場が変化してきている。OLED市場に関しては,市場規模1000億円未満で,携帯電話向けの小型ディスプレイ用が多い。次世代照明による既存照明の置き換えはLED照明が価格が蛍光灯の10倍,蛍光灯の寿命も改善されていることを考えると,一般照明に向けたハードルは非常に高い。LED照明と蛍光灯の角ランプの総合効率,平均演色評価数,直下照度など信頼性を比較した。LEDの器具効率で,電源回路,器具の温度上昇,大電流投入による効率低下などでLED光源時の50%程度に落ちるとの指摘もある。国際標準化もまだ不透明である。