文献

J-GLOBAL ID：201002224848615798   整理番号：10A0328608

非架橋および架橋ポリビニルアルコールフィルムに対するγ線照射効果

γ-Irradiation Effect on the Non-Cross-Linked and Cross-Linked Polyvinyl Alcohol Films

著者 (3件)： EL-SAWY N. M. (National Center for Radiation Res. and Technol., Cairo, EGY) ,  EL-ARNAOUTY M. B. (National Center for Radiation Res. and Technol., Cairo, EGY) ,  ABDEL GHAFFAR A. M. (National Center for Radiation Res. and Technol., Cairo, EGY)
資料名： Polymer-Plastics Technology and Engineering  (Polymer-Plastics Technology and Engineering)
巻： 49  号： 1/3  ページ： 169-177  発行年： 2010年01月01日 
JST資料番号： B0866A  ISSN： 0360-2559  CODEN： PPTEC7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリビニルアルコールに架橋剤を0~5%添加し,γ線照射し,キャラクタリゼーションした。FTIRはカルボニル基と二重結合の発生を示し,部分的な解重合と脱OH基の生起を示唆した。照射により着色し,ラジカルの発生とクロモホアの生成を示した。架橋により結晶度は低下し,吸水率は増加した。低照射量では,引張強さが増加し,伸びは減少し,吸水率は低下し,高照射量ではその逆の現象を示し,劣化が促進されていることを示唆した。架橋系の方が,引張強さ,熱安定性,モルフォロジー変化とも優れており,架橋剤が安定剤の役割を果たしていると考察した。

シソーラス用語： *ポリビニルアルコール ,  吸水率 ,  *架橋剤 ,  *γ線照射 ,  FTIR分光法 ,  カルボニル基 ,  二重結合 ,  解重合 ,  結晶度 ,  着色 ,  架橋【高分子】 ,  引張強さ ,  伸び ,  劣化 ,  熱安定性 ,  モルフォロジー ,  *キャラクタリゼーション
準シソーラス用語： *キャストフィルム ,  クロモホア ,  照射量依存性

分類 (3件)： その他の高分子材料  (YH07150C) ,  橋かけ  (YH04100E) ,  性質・試験一般  (YH02010S)

物質索引 (1件)： メチレンビスアクリルアミド

タイトルに関連する用語 (4件)： 架橋 ,  ポリビニルアルコールフィルム ,  γ線 ,  照射効果