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J-GLOBAL ID：201002224890016063   整理番号：10A0592945

ロッキング架構に用いる浮き上がり降伏ベースプレートの履歴特性と塑性変形能力

HYSTERETIC CHARACTERISTICS AND PLASTIC DEFORMATION CAPACITY OF UPLIFT YIELDING BASE-PLATES FOR CONTROLLED ROCKING FRAMES

著者 (5件)： 緑川光正 (北大 大学院工学研究院) ,  長谷川達也 (北大 大学院工学院) ,  石原直 (国土技術政策総合研) ,  小豆畑達哉 (国土技術政策総合研) ,  麻里哲広 (北大 大学院工学研究院)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
号： 652  ページ： 1159-1166  発行年： 2010年06月30日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地震動を受けた建物がロッキング振動に伴う基礎浮き上がりにより被害が軽減されることがある。そこで地震被害軽減のための構造システムとして,最下層柱脚部に浮き上がりに伴い降伏するベースプレートを配置するものが提案された。浮き上がり降伏ベースプレート大型試験体の静加力実験を行い,柱脚部の履歴特性を検討,力学特性の簡易評価法を提案し,塑性変形能力を評価した。実験の結果,降伏ベースプレートのウイング部にハンチを設けると,より大きな累積塑性変形能力を見込むことができること,またハンチの形状によって塑性化の範囲と程度が変わり,塑性化の範囲が大きいハンチ幅の小さいものの方が大きな塑性変形能力を有する等が明らかになった。

シソーラス用語： 鋼構造 ,  骨組構造 ,  振動 ,  回転 ,  *柱脚 ,  *鋼板 ,  降伏 ,  *塑性変形 ,  ヒステリシス ,  エネルギー吸収 ,  軸方向荷重 ,  繰返し試験 ,  浮上り ,  塑性ヒンジ ,  *解析モデル ,  累積 ,  塑性歪 ,  剛性 ,  降伏強さ ,  塑性率 ,  簡素化 ,  接合部 ,  鋼材 ,  荷重-変形関係
準シソーラス用語： ロッキング ,  *ベースプレート ,  ハンチ

分類 (2件)： 金属構造  (RA04050W) ,  建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P)

タイトルに関連する用語 (6件)： ロッキング ,  架構 ,  浮き上がり ,  降伏 ,  履歴特性 ,  塑性変形能力