抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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現在,クラウド・コンピューティングが大きな話題になっているが,その前段に,誰もがインターネット・サービス利用可能なライフスタイル変革があった。この視点では,クラウド・コンピューティングは,ライフスタイル変革をリードしてきたインターネット企業がサービス提供過程で整えたサーバー群を企業顧客向けに振り向けてきただけとも捉えられる。即ち,インターネット・サービス利用者は,一般消費者だろうが,企業顧客だろうが,サービス利用形態は電力サービスにおける一般家庭向け,工場向けと同様に,さほど差は無かったとも見ることができる。現在,ライフスタイル変革は始まったばかりと思われ,今後一層の変革を遂げて行く。これが変革の妥当な認識だとすれば,今後,変革の中心はサービス利用側に大きくシフトして行く。現在の変革は,このような視点からも包括的に見なければ正確には理解できない。そこで,本稿では,1)どのような経緯で情報産業がサービス中心に移行してきたか,また,2)この流れを加速させている消費者とサービス提供者間の接点ではどのような変化が見られるかを,消費者視点でCGM(Consumer Generated Media)分析を通して検討する。(著者抄録)