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J-GLOBAL ID:201002225076097156   整理番号:10A0060042

回転2軸の動きを考慮した5軸制御加工用工具経路生成法

Tool Path Generation for Five-Axis Controlled Machining with Consideration of Motion of Two Rotational Axes
著者 (2件):
資料名:
巻: 76  号:ページ: 101-105  発行年: 2010年01月05日 
JST資料番号: F0268B  ISSN: 1348-8716  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,5軸制御加工機の回転2軸の動きを考慮して工具姿勢を決定するために,回転2軸の位置を1点で表す機械座標系コンフィギュレーション空間(C-Space)を提案し,経路探索の手法であるA*アルゴリズムを用いて,使用する回転2軸の数と移動量を抑制し,加工誤差の要因となる回転2軸の反転を回避した工具経路(CL)データを生成する方法を開発した。この工具経路生成法をCAMに実装し,オーバーハング部を有する溝形状を対象として,CLデータの評価,加工シミュレーションおよび加工実験を行い,提案手法の有用性について検討した。これにより得た主な知見を次に示した。1)3次元的な機械座標系C-Spaceから,最短経路を求めることにより,回転2軸の移動量を抑制したCLデータが生成できること,2)経路探索で,回転2軸または,どちらか1軸が駆動しないようにすることにより,使用する回転2軸の数を抑制したCLデータが生成できること,3)経路探索で,回転2軸の駆動方向を一方向とすることにより,加工誤差の原因となる回転2軸の反転を回避したCLデータが生成できること,4)オーバーハング部を有する溝形状を加工対象として実験を行い,従来の手法で加工した面と比較した結果,良好な加工面が得られ,提案する工具経路生成法の有用性を確認したこと。
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分類 (2件):
分類
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フライス加工  ,  CAD,CAM 
引用文献 (8件):
  • 1) 日本発金型加工最前線—JIMTOF2008に見る最新金型加工技術—:型技術,24, 2 (2009) 18.
  • 2) 特集 進化するマザーマシン—多軸制御工作機械とその応用技術—:日本機械学会誌,111, 1073 (2008) 21.
  • 3) 高速加工・多軸加工周辺の最新技術:型技術,21, 9 (2006) 14.
  • 4) 竹内芳美,渡辺隆弘:5軸制御マシニングセンタ用ポストプロセッサの研究,精密工学会誌,58, 9 (1992) 1586.
  • 5) David M. Bourg, Glenn Seemann : ゲーム開発者のためのAI入門,オライリー・ジャパン(2005).
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