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J-GLOBAL ID:201002225122480512   整理番号:10A1106578

カズハゴンドウ(Peponocephala electra), バンドウイルカ(Tursiops truncatus), ハシナガイルカ(Stenella longirostris longirostris)の反響定位クリック音の特徴の識別

Discriminating features of echolocation clicks of melon-headed whales (Peponocephala electra), bottlenose dolphins (Tursiops truncatus), and Gray’s spinner dolphins (Stenella longirostris longirostris)
著者 (5件):
資料名:
巻: 128  号:ページ: 2212  発行年: 2010年10月 
JST資料番号: C0249A  ISSN: 0001-4966  CODEN: JASMAN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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カズハゴンドウ(Peponocephala electra), バンドウイルカ(Tursiops truncatus), ハシナガイルカ(Stenella longirostris longirostris)というパルミラ環礁の三種類のイルカからの反響定位音を識別するため,スペクトル・パラメータを用いた。日中の観察における単一種の音響挙動を,192と480kHzでの曳航ハイドロフォン・アレーサンプリングによって記録した。更に,海底に係留した自律型高周波数音響記録パッケージ(HARP)によって,200kHzのサンプリング・レートで音響データを収集した。カズハゴンドウの反響定位クリック音は,最低ピークと中央周波数を有し,ハシナガイルカは,最高周波数を有し,バンドウイルカは,これらの種の中間にあった。周波数の違いは,著しかった。時間パラメータは,分類には,さほど適していなかった。クリック音群の平均スペクトルを算出し,一組の単一クリック音内の変動性が低減したことにより,特徴の違いがより明確となった。カズハゴンドウの平均クリック音(群サイズ50)の中間ピーク周波数は,24.4から29.7 kHzまで,バンドウイルカのものは,26.7から36.7 kHzまで,更に,ハシナガイルカのものは,33.8から36.0 kHzまでの範囲にあった。識別関数解析から,カズハゴンドウの93%,ハシナガイルカの75%,及び,バンドウイルカの54%を精確に識別できることが明らかとされた。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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聴覚・音声モデル 

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