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J-GLOBAL ID:201002225193977167   整理番号:10A0451474

現場で生じた宇宙起源10Be,26Al及び21Neで再構築したQueen Maud Land(南極)の氷河作用史

Glaciation history of Queen Maud Land (Antarctica) reconstructed from in-situ produced cosmogenic 10Be, 26Al and 21Ne
著者 (7件):
資料名:
巻:号:ページ: 42-61  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: W2215A  ISSN: 1873-9652  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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南極,Wohlthat Massiv/Queen Maud Landに関して主に岩石露出年代を初めて示した。これは加速器質量分析(AMS)を使用して,現場で形成された<sup>10</sup>Be(T<sub>1/2</sub>=1.51Ma)及び<sup>26</sup>Al(T<sub>1/2</sub>=0.7Ma)に対して富石英の54サンプルにより決定したものである。測定した放射性核種濃度は極端に低い値から飽和まで変化する。極端に低い浸食と最小のテクトニック上昇<sup>10</sup>Be及び<sup>26</sup>Alというシナリオについて,表面露出年代は一般的に良く一致している。希ガス質量分析を使用して,安定<sup>21</sup>Neの測定により長期露出年代が>8Maに達していると確認した。これらの結果は,”より温暖な”鮮新世及び”より寒冷な”現在への遷移期においてQueen Maud Landでの氷層厚の穏やかな変化だけを予測する既刊の氷床モデリング結果に沿っている。低レベルの変化が最終氷期最大時に発生したが,現在の棚氷に密接した領域に影響しただけである。数個のサンプルについて推測される極端に小さな浸食速度(<5cm Ma<sup>-1</sup>)が極端に寒冷で超乾燥条件下で存在するだけであるから,最近8Maにおける温暖で湿潤な気候条件で長期間を特徴とするシナリオを除外する。これらのデータは,鮮新世における疑われた温暖化現象時の東南極氷床の一時的な大規模後退の概念を支持しない。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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雪氷学 

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