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J-GLOBAL ID：201002225394349490   整理番号：10A0468968

メチル化β-シクロデキストリンを有するポリ(N-イソプロピルアクリルアミド-co-(DあるいはL)-N-トリプトファン-アクリルアミド)のキラル認識

Chiral Recognition of Poly(N-isopropylacrylamide-co-(D or L)-N-tryptophan-acrylamide) with Methylated β-Cyclodextrin

著者 (3件)： GINGTER Sabrina (Heinrich-Heine Univ. Duesseldorf, Duesseldorf, DEU) ,  BEZDUSHNA Ella (Heinrich-Heine Univ. Duesseldorf, Duesseldorf, DEU) ,  RITTER Helmut (Heinrich-Heine Univ. Duesseldorf, Duesseldorf, DEU)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 43  号： 7  ページ： 3128-3131  発行年： 2010年04月13日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ランダムメチル化β-シクロデキストリン(RAMEB-CD)を有する高分子結合アミノ酸のキラル認識について検討した。グルコースベースCDは,ジアステレオマ効果により水性媒体中で,天然D-及びL-アミノ酸エナンチオマを認識する。そこで,D-及びL-トリプトファン(D-及びL-Trp)をキラルモデル化合物として注目した。蛋白質中に芳香族切片を有するアミノ酸の導入が必要であり,RAMEB-CDを有する包接化合物の構築が適している。このような観点から,RAMEB-CDを有するポリ(N-イソプロピルアクリルアミド-co-(DあるいはL)-N-トリプトファン-アクリルアミド)の合成を行い,UV分光法,動的光散乱(DLS)手法,及び混濁度法使用によるエナンチオ特異認識に成功した。本手法は,ポリママトリックスにおけるRAMEB-CD側鎖によるキラリティ認識に寄与するものである。

シソーラス用語： ジアステレオマ ,  包接化合物 ,  立体選択性 ,  混濁度 ,  メチル化 ,  ポリイソプロピルアクリルアミド ,  ポリアクリルアミド ,  *分子認識 ,  *共重合体 ,  デキストリン ,  アミノ酸 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  第一アミン ,  シクロデキストリン
準シソーラス用語： エナンチオ選択性 ,  *キラル認識

分類 (2件)： アミノ酸  (CF10070V) ,  共重合  (CG04030D)

物質索引 (3件)： β-シクロデキストリン ,  D-トリプトファン ,  L-トリプトファン

タイトルに関連する用語 (7件)： メチル化 ,  β-シクロデキストリン ,  N-イソプロピルアクリルアミド ,  CO ,  トリプトファン ,  アクリルアミド ,  キラル認識