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J-GLOBAL ID：201002225472252350   整理番号：10A0880399

化学災害を防止するための安全研究-神奈川県産業技術センターにおける研究-

著者 (2件)： 内田剛史 (神奈川県産技セ) ,  清水芳忠 (神奈川県産技セ)
資料名： 安全工学  (Journal of Japan Society for Safety Engineering)
巻： 49  号： 4  ページ： 253-258  発行年： 2010年08月15日 
JST資料番号： F0587A  ISSN： 0570-4480  CODEN： ANKOBG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 神奈川県産業技術センターでは種々の熱量計を使用して化学反応に起因する熱的危険性について取り組んでいる。DSCやTG/DTAに加え,加圧型の熱分析装置として,高圧示差熱天秤,加圧型DSC,混合操作による危険性評価装置などを所有している。有機物の酸化危険性評価,化学物質の混合危険性評価,プラスチックの発火危険性評価,廃棄物処理工程における火災・爆発事故解析,廃棄物の蓄熱発火危険性評価の研究を紹介した。神奈川県産業技術センターでは種々の熱的危険性評価装置を導入しているので,多くの企業,団体に対して災害防止のための支援を行うことができる。

シソーラス用語： *リスク ,  リスク評価 ,  示差走査熱量測定 ,  熱重量分析 ,  示差熱分析 ,  廃棄物処理 ,  蓄熱 ,  事故 ,  プラスチック ,  *防災 ,  工場災害 ,  安全評価 ,  安全対策 ,  *熱分析 ,  *高圧 ,  *研究所
準シソーラス用語： 爆発事故

分類 (2件)： 反応操作・装置一般  (XE01010B) ,  熱管理  (XE04030S)

引用文献 (9件)：

• 1) T. Uchida, et. al., Hazard Evaluation for Oxidation of Cyclic Ethers, J. Therm. Anal. Cal., 93-1, pp.247-251 (2008)
• 2) M. Wakakura and K. Komamiya, Polymeric Materials Encyclopedia, Ed. J. C. Salamone, 5, pp.3187-3190, CRC Press, Boca Raton, FL.
• 3) 厚生労働省,労働災害動向調査,厚生労働省統計表デー タベースシステム,http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/44-21.html,(参照 2010-4-26)
• 4) 清水芳忠 他,廃棄物処理施設の爆発火災中毒事故事例 解析,安全工学,48-3,pp.169-176( 2009)
• 5) 日本廃棄物処理施設技術管理者協議会,廃棄物処理事 業に伴う事故事例調査結果報告書(平成8 ~11 年度分)(2001)

タイトルに関連する用語 (2件)： 化学災害 ,  研究