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J-GLOBAL ID：201002225530528370   整理番号：10A1029059

科学の新領域と混相流(3)噴霧燃焼

著者 (2件)： 野田進 (豊橋技科大 大学院工学研究科) ,  名田譲 (豊橋技科大 大学院工学研究科)
資料名： 混相流  (Japanese Journal of Multiphase Flow)
巻： 24  号： 3  ページ： 259-266  発行年： 2010年09月15日 
JST資料番号： L2494A  ISSN： 0914-2843  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 噴霧燃焼は工業用燃焼器に広く利用されている。そこで噴霧燃焼の代表例を取り上げてその燃焼形態を示した。噴霧燃焼は噴霧特性に大きく影響されるので噴霧特性の基本的特性について説明した。更に噴霧燃焼のモデリング手法と代表的な実験結果についても紹介した。一般的に噴霧燃焼は乱流中で進行するのでその燃焼特性を明確に特定することは困難である。Chiu等が提案している群燃焼は噴霧燃焼を理解する上で重要な物理的意味を含んでいる。更に液滴の挙動を確率的に扱う手法(PDF法)の開発も精力的に進められている。モデリング手法の更なる進展が期待される。

シソーラス用語： 混相流 ,  *噴霧燃焼 ,  燃焼器 ,  *燃焼過程 ,  噴霧流 ,  流れ場 ,  *モデリング ,  乱流 ,  液滴 ,  確率モデル

分類 (2件)： 不均質流  (BC02060J) ,  燃焼理論  (XE04020H)

引用文献 (26件)：

• [1] Williams, F.A., Combustion Theory, 250-287, Addison-Wesley Publishing Co., Reading, Mass. (1965).
• [2] Mellor, R., Chigier, N.A. and Beer, J.M., Pressure Jet Spray in Air Stream, ASME Paper 70-GT-101, (1970).
• [3] Faeth, G.M., Current Status of Droplet and Liquid Combustion, Prog. Energy Combust. Sci., Vol. 3, 191-224 (1977).
• [4] Onuma, Y. and Ogasawara, M., Studies of the Structure of a Spray Combustion Flame, Proc. Combust. Inst., Vol. 15, 453-465 (1974).
• [5] Onuma, Y., Ogasawara, M. and Inoue, T., Further Experiments on the Structure of a Spray Combustion Flame, Proc. Combust. Inst., Vol. 16, 561-567 (1976).

タイトルに関連する用語 (3件)： 科学 ,  混相流 ,  噴霧燃焼