文献
J-GLOBAL ID:201002225550648380   整理番号:10A0438659

複数のフロー特定手法によるP2Pパケットキャッシュ効率の比較

Comparison of Efficiency in P2P Packet Cache Enabled by Multiple Flow Identification Mechanisms
著者 (2件):
資料名:
巻: 109  号: 448(NS2009 162-260)  ページ: 285-290  発行年: 2010年02月25日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ISP間におけるP2Pトラヒック量の増大に伴い,その制御のために様々なトラヒック抑制手法が提案されている。我々は以前に,バイトレベルのキャッシュを用いたトラヒック抑制手法とLocal Bloom Filter(以下,LBF)を用いたフロー特定による選択的キャッシュ手法(以下,LBF方式)を提案した。しかし,LBFはフロー毎に用意され独立に使用されるBFであるため,フロー数の増加に対してBFに関する処理時間が増加する。本稿では,データキャッシュによるメモリ消費を抑制するためにGlobal Bloom Filter(以下,GBF)を用いたフロー特定による選択的キャッシュ手法(以下,GBF方式)を提案する。GBFは全てのフローのパケットに対して共通に使用されるBFであるため,BFに関する処理時間を一定に保つことが可能である。GBFを用いてフローの特定を行い,特定されたフローのデータピースをキャッシュすることでメモリ消費を抑制する。あるISPのトラヒックログの解析を行うシミュレーション実験によると,フローの特定を行わずにキャッシュを行う手法と比較して,GBF方式では,トラヒックの抑制効率は約76%に低減するものの,キャッシュヒット率は最大で19%,平均して4%向上し,メモリ消費を85%削減できる。また,GBF方式とLBF方式では,フロー特定に要する時間はGBF方式の方が最大で25.6倍,平均しても10.6倍高速に処理が可能である。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
計算機網 
引用文献 (11件):
もっと見る
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る