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J-GLOBAL ID：201002225637273110   整理番号：10A1150764

航路内の船舶勢力圏

Ship Dominance Region in Route

著者 (4件)： 庄司るり (東京海洋大 海洋工) ,  古谷雅理 (東京海洋大 海洋工) ,  川口明 (City Univ. New York) ,  稲石正明 (東京海洋大 海洋工)
資料名： 日本航海学会論文集  (Journal of Japan Institute of Navigation)
号： 123  ページ： 7-12  発行年： 2010年09月25日 
JST資料番号： F0535A  ISSN： 0388-7405  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,航路を航行する船舶の勢力圏という新しい視点で航路航行の交通流特性を捉えた。航路内を航行する船舶間の相互作用と船舶と航路境界との相互作用の結果として創発される船舶勢力圏の特性を,航行船舶数や航路幅を変化させたマルチエージェント交通流シミュレーションとボロノイ図を作成することにより明らかにした。計算幾何学的に求められるボロノイ領域の形状や勢力圏内の船舶エージェントの位置は,バンパーモデルの領域形状や船舶位置との相似性に問題があることを示した。

シソーラス用語： 航路 ,  *航行 ,  *船舶 ,  *交通流 ,  相互作用 ,  計算機シミュレーション ,  Voronoi図 ,  圏 ,  権力
準シソーラス用語： マルチエージェントシミュレーション ,  *勢力圏

分類 (1件)： 航海と実務  (TD01020F)

引用文献 (14件)：

• (社) 日本航海学会規格委員会. 次世代の航路計画基準, 2004. 2004
• 稲石正明. 自律型群行動モデルによる海上交通流の再現-モデルの提案と行動特性の検討-. 日本航海学会論文集. 2000, 103, 103-110
• INAISHI, M. Ship group Navigation Assessment. Proc. 2003 International Conference on Computer, Communication and Control Technologies. 2003, 410-415
• 稲石正明. 船舶群行動シミュレーション-自律型群行動モデルの出力特性-. 日本航海学会論文集. 2003, 109, 89-96
• INAISHI, M. A Ship Behavior Cluster Model for Maneuverability and Marine Traffic. Proc. 2004 Hawaii International Conference on Computer Sciences. 2004, 53-60

タイトルに関連する用語 (2件)： 航路 ,  船舶