抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,Web・プログなどによる個人レベルでの情報発信が急増しているが,現在,Webに関しては受信者(Webページ閲覧者)保護が主流で送信者(Webページ提供者)を積極的に保護するための技術はほとんど存在せず,また法律の整備も十分には進んでいない。例えば,過去に発信したWebページ情報の一部を改ざんされ,マスメディアなどにもっともらしく掲載されたとして,送信者がその改ざんを証明するのは現在極めて困難である。本稿では,受信者保護のみならず送信者保護も考慮した包括的なWeb不整合解決の必要性を述べ,更に,Webページ不整合問題発生時の調停ならびに不正受信者の特定を可能とするWebFingerprint方式を提案する。また,試作を通じて提案システムの実現性について検討する。(著者抄録)