抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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知財活動に対する経営者の関心を経団連の「『知的財産推進計画2009年』の策定に向けて」を引用し,説明した。本業・事業活動と知的財産活動の関連をA段階:事業戦略,商品企画,B段階:商品化または商品開発,C段階:生産,販売,アフタサービス,D段階:収益・投資の4段階のサイクルについて解説した。また,サイクルでは顕在化しなかった実施権許諾に関して,その背景・性格・真の目的・実質的得失,研究開発の投資効果の評価,日産自動車のIPプロモーション部の実例を示しての戦略的な面などに関して詳述した。中でも,実施権許諾の実質的な得失については,青色発光ダイオードの件や抗生物質の事例を引用して説明した。知財活動はプロフィットセンターかと問題提起し,知財活動が本業の成功に貢献する道筋を述べた。