文献

J-GLOBAL ID：201002226029095893   整理番号：10A1042013

東京大都市圏の小売食肉におけるリステリア菌の伝播

Prevalence of Listeria monocytogenes in Retailed Meat in the Tokyo Metropolitan Area

著者 (8件)： OCHIAI Yoshitsugu (Nippon Veterinary and Life Sci. Univ., Tokyo, JPN) ,  YAMADA Fumiya (Nippon Veterinary and Life Sci. Univ., Tokyo, JPN) ,  YAMADA Fumiya (Saitama Inst. Public Health, Saitama, JPN) ,  BATMUNKH Otgonchimeg (Nippon Veterinary and Life Sci. Univ., Tokyo, JPN) ,  MOCHIZUKI Mariko (Nippon Veterinary and Life Sci. Univ., Tokyo, JPN) ,  TAKANO Takashi (Nippon Veterinary and Life Sci. Univ., Tokyo, JPN) ,  HONDO Ryo (Nippon Veterinary and Life Sci. Univ., Tokyo, JPN) ,  UEDA Fukiko (Nippon Veterinary and Life Sci. Univ., Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Food Protection  (Journal of Food Protection)
巻： 73  号： 9  ページ： 1688-1693  発行年： 2010年09月 
JST資料番号： E0048A  ISSN： 0362-028X  CODEN： JFPRDR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リステリア菌は重要な食品媒介病原菌として認識され,一般的に食肉の不完全な調理を介して伝染すると推定される。この研究において,日本で通常消費される食肉クラスの牛肉,鶏肉及び豚肉を含む小売食肉におけるリステリア菌の伝播を調べた。食肉試料から単離した菌株の血清型を決定し,3クラスの食肉の各血清型の分布を論じた。1998~2003年にかけて東京の小売店から採集した379試料について調べた。リステリア菌を全試料の28.0%において検出した。また血清型試験から,鶏肉において血清型1/2a,1/2b及び4b,及び豚肉において1/2cが主に分布した。さらに,残存性及び交差汚染のデータから,血清型4bは食品の時空的分布拡大に関係することを示唆した。全般的に,小売食肉から単離したリステリア菌の血清型は主に1/2a,1/2b,1/2c及び4bから構成されることを示した。

シソーラス用語： *食肉 ,  小売 ,  *リステリア菌 ,  東京都 ,  *食品汚染 ,  微生物汚染 ,  病原性 ,  グラム陽性菌 ,  牛肉 ,  鶏肉 ,  豚肉 ,  血清型 ,  遺伝子型 ,  ヌクレオチド配列 ,  汚染 ,  細菌検査 ,  食品衛生
準シソーラス用語： 交差汚染

分類 (2件)： 食品の汚染  (FJ01053P) ,  食肉一般  (FJ12031X)

タイトルに関連する用語 (5件)： 東京大都市圏 ,  小売 ,  食肉 ,  リステリア菌 ,  伝播