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J-GLOBAL ID:201002226060972312   整理番号:10A0522907

フェニルアクリジン-9-カルボキシラート類及び9-フェノキシカルボニル-10-メチルアクリジニウムトリフルオロメタンスルホナート類の熱化学と結晶格子エネルギー特性

Thermochemistry and crystal lattice energetics of phenyl acridine-9-carboxylates and 9-phenoxycarbonyl-10-methylacridinium trifluoromethanesulphonates
著者 (5件):
資料名:
巻: 100  号:ページ: 207-214  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: H0095C  ISSN: 1388-6150  CODEN: JTHEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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示差走査熱量測定(DSC)を用いて,次の化合物の融解エンタルピーと融点を決定した。すなわち,フェニルアクリジン-9-カルボキシラート及びそのフェニルフラグメント内にアルキル基を置換したその11種誘導体,及びそれらを誘導体化した8種の9-フェノキシカルボニル-10-メチルアクリジニウムトリフルオロメタンスルホネート類である。そして12種のフェニルアクリジン-9-カルボキシレート類に対する蒸発のエンタルピーと温度を,DSCの測定又はClausius-Clapeyron式への熱重量(TG)曲線の曲線あてはめによって取得した。結晶構造が既知の化合物に対しては,それらの結晶格子のエンタルピーを静電,分散及び斥力各相互作用の和として算出した。一方,量子化学計算(ここでは,B3LYP/6-31G**密度汎関数法)から取得した次の気体化合物イオンの生成エンタルピーと昇華エンタルピー又は結晶格子エンタルピーを結合することによって,固相化合物の生成エンタルピーに対する予測値を得た。すなわち,フェニルアクリジン-9-カルボキシラート又は9-フェノキシカルボニル-10-メチルアクリジニウム及びトリフルオロメタンスルホナートである。フェニルアクリジン-9-カルボキシラートの場合,結晶格子エンタルピー予測値は実測値の昇華エンタルピーにかなりよく一致した。さらに,結晶格子エンタルピーの寄与を解析することによって次の結果を得た。1)フェニルアクリジン-9-カルボキシラートの結晶格子は主に,分子間の分散相互作用によって安定化される。2)それらの第四級塩の結晶格子は,イオン間静電相互作用によって安定化される。
シソーラス用語:
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分類 (3件):
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ピリジンのその他の縮合誘導体  ,  熱化学  ,  結晶結合 
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