文献
J-GLOBAL ID:201002226064966570   整理番号:10A0995602

ファージディスプレイ:概念,開発,応用及び将来

Phage display: Concept, innovations, applications and future
著者 (3件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 849-858  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: T0503A  ISSN: 0734-9750  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ファージディスプレイはファージ粒子の表面上に外因性(ポリ)ペプチドの発現を可能とする技術である。概念は原理上単純であり,広範なペプチドを発現するファージ粒子ライブラリーを用いて求める標的に結合するそれらを検出するものである。糸状ファージM13はランダムディスプレイライブラリーを作成するために最も用いられるベクターである。組換技術を含む各種方法が開発されライブラリーの多様性を増加させた。各種バイアスを持つファージは特異的な目的に対し作成される。標的に結合するペプチド配列が既知の時,その親和性と特異性はペプチドの限定的変異誘発により作成されたライブラリーをスクリーニングして作成される。ファージライブラリーは合成又は天然標的への結合に対しスクリーニングされる。基礎的バイオパンニングによるライブラリーの最初のスクリーニングは大きな標的特異性を持つ高親和性リガンドを同定する選択ファージクローン間で負スクリーニング及び競合を含むカラムクロマトグラフィーで展開される。ファージディスプレイによる特異的リガンドの迅速単離は酵素の活性及びアロステリック活性化部位に対する阻害剤の選択,受容体アゴニスト及びアンタゴニスト,及びG-蛋白質結合モジュールペプチドを含む多数の応用に有効である。ファージディスプレイはエピトープマッピング及び蛋白質-蛋白質相互作用の解析に用いられる。ファージライブラリーから単離された特異的リガンドは治療標的バリデーション,薬物設計及びワクチン開発に用いられる。ファージディスプレイは他の方法と組み合わせ用いられる。過去の革新と将来は本分野での明るい未来を約束する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝学研究法  ,  ウイルス学一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る