抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近世城下町から継承する金沢の堀・用水に関して,近世と大正期の水路に架かる橋に関する史料を用いて,橋長・橋幅から当時の水路の規模を推定し,現在までの変遷を分析した。また,藩政期の水路の規模や橋の大きさに関して,防衛的視点から考察した。その結果,内堀は狭小化・暗渠化されてしまったが,外堀や用水の幅に大きな変化はみられなかった。また,藩政期の水路は,外堀より内堀の方が,また,城の東側より城下中心部である西側の堀や用水の方が,水路幅が広く,橋番人が置かれた重要な橋が多かったことが示された。(著者抄録)