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J-GLOBAL ID:201002226152643609   整理番号:10A1043906

590 MPa級冷延鋼板の穴広げ成形シミュレーションの解析精度に及ぼす異方性降伏関数の影響

Effect of Anisotropic Yield Functions on the Accuracy of Hole Expansion Simulations for 590 MPa Grade Steel Sheet
著者 (4件):
資料名:
巻: 96  号:ページ: 557-563 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: F0332A  ISSN: 0021-1575  CODEN: TEHAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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自動車車体への高強度鋼板の適用における伸びフランジ変形に伴う割れ問題に関連した穴広げ成形シミュレーション解析の研究の一環として,既に4次のYld2000-2d異方性降伏関数を得ている。前報の研究成果をさらに発展させるために,本研究では,590MPa扱高降伏比型冷延鋼板を供試材として,穴広げ成形シミュレーションの解析精度に及ぼす異方性降伏関数の影響を調査した。板厚1.2mmの冷延鋼板を用い,十字形試験片による2軸引張試験による異方性降伏関数を同定,及び穴広げ実験とFEM解析を行った。以下の知見を得た。1)2軸引張試験による等塑性仕事面および塑性歪速度の方向の実験値は,次数6のYld2000-2d降伏関数による計算値とほぼ一致した。2)穴広げ試験後の穴形状,穴縁に沿う板厚歪分布,半径方向板厚歪分布の実験値と最も近い計算値はYld2000-2d降伏関数で得られた。3)最も優れた6次のYld2000-2d降伏関数を用いても,2軸引張試験計算値と実験値との間には差違が観察された。これは,硬化則として等方硬化則を用いたことに起因すると考えられる。4)2軸引張試験にもとづいく適切な異方性降伏関数の選択が,穴広げ解析における材料の変形挙動の予測精度向上には不可欠である。
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金属材料 
引用文献 (19件):
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