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J-GLOBAL ID:201002226166231885   整理番号:10A1154013

組織エンジニアリングに対する生体材料としての組み換え自己集合ペプチド

Recombinant self-assembling peptides as biomaterials for tissue engineering
著者 (9件):
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巻: 31  号: 36  ページ: 9395-9405  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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天然細胞外マトリックスを模倣することを目的とした,自己集合系に基づく合成ナノ構造は,現在,組織エンジニアリング応用で基質として用いられている。ペプチドは,化学的および生物学的の両方で容易に合成できるため,自己集合過程に対し優れた開始材料である。P11-4は,自己支持ヒドロゲルを作るように自己集合を誘導する,11アミノ酸ペプチドである。これはpH7.5以上の水中でランダムなコイル立体配座のユニマーとして存在するが,低いpHでは,逆平行β-シート立体配座をとる。これは濃度に依存して生理的な条件下で自己集合もする。ここでは,ユニマーP11-4生産系および一連の別のP11ファミリーペプチド発現ベクターを生成するための簡単な部位特異的変異誘発法の使用を述べた。シアノーゲンブロミドによる化学的切断,続く反復濾過,凍結乾燥および洗浄段階の関わる簡単な方法を用い,これらペプチド生体材料のための効率的な精製戦略を開発した。ペプチド-融合蛋白質の収量が約4.64g/Lであることを報告した。純粋な組み換えP11-4の回収が203mg/Lであり,報告されている組み換え自己集合ペプチドの最も高い回収であると考えられる。このペプチドは,生理的な条件で自己支持ヒドロゲルを作り,化学的に合成したペプチドと物理化学的性質は基本的には同一であった。決定的に,これは初代培養ヒト皮膚線維芽細胞で試験すると,良好な細胞適合性も示した。この研究は,一連の組み換え自己集合ペプチドの多くの量が,組織エンジニアリングで足場としての応用のための簡単な過程を用い精製できることを示す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  医用素材 
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