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J-GLOBAL ID：201002226245409118   整理番号：10A0743510

細胞周期中のCdh1とJNK活性間の相互作用

Interplay between Cdh1 and JNK activity during the cell cycle

著者 (5件)： GUTIERREZ Gustavo J. (Sanford-Burnham Medical Res. Inst., California, USA) ,  TSUJI Toshiya (Sanford-Burnham Medical Res. Inst., California, USA) ,  CHEN Meifan (Sanford-Burnham Medical Res. Inst., California, USA) ,  JIANG Wei (Sanford-Burnham Medical Res. Inst., California, USA) ,  RONAI Ze’ev A. (Sanford-Burnham Medical Res. Inst., California, USA)
資料名： Nature Cell Biology  (Nature Cell Biology)
巻： 12  号： 7  ページ： 686-695  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： W1369A  ISSN： 1465-7392  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細胞分裂後期促進複合体あるいはサイクロソーム(APC/C)は,細胞周期調節分子の協調分解のためのユビキチンリガーゼ複合体である。今回,核局在ストレス活性化キナーゼJNKは有糸分裂終了と細胞周期G1相中にAPC/C^Cdh1により分解を受けることを報告した。JNK蛋白質レベルは細胞周期依存性に蛋白質分解により調節を受けた。分裂中間期へのCdh1の添加はJNK消失を示した。JNKレベルはAPC/C^Cdh1介在ユビキチン化とその結果のプロテアソーム分解により調節を受けると示唆した。非分解性JNKの発現は,細胞分裂前中期様停止と異常有糸分裂紡錘体動態を示した。JNKはG2相と初期有糸分裂中に直接Cdh1をリン酸化し,その細胞下局在を変化させ,G2/M相中にAPC/Cの活性化能を減弱した。さらに検討し,JNKとCdh1間のこの調節機構は,細胞周期中におけるJNKの重要な機能を示すと結論した。

シソーラス用語： *細胞周期 ,  *JNK MAPキナーゼ ,  分子間相互作用 ,  MAPキナーゼ ,  有糸分裂 ,  タンパク質複合体 ,  ユビキチン化 ,  プロテアソーム ,  細胞分裂 ,  紡錘体 ,  リン酸化 ,  *アダプタータンパク質 ,  タンパク質分解 ,  アミノ酸配列 ,  相同性 ,  ホスファチジルイノシトール3-キナーゼ
準シソーラス用語： APC/C ,  Cdh1 ,  G1相 ,  G2/M期 ,  G2期 ,  サイクロソーム ,  ストレス活性化蛋白質キナーゼ ,  中間期 ,  分裂前中期

分類 (3件)： 細胞分裂・増殖  (EF02020D) ,  生物学的機能  (EB03040U) ,  酵素生理  (EJ02020P)

タイトルに関連する用語 (5件)： 細胞周期 ,  CDH1 ,  JNK ,  活性 ,  相互作用