抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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この論文は,構造の地震防護を設計するための新しいブレース型耐震ダンパーを提案する。これは,一般に入手できる2つの中空構造断面の2重の管で構成されている。2重管ダンパー(TTD)の外側断面は,壁に一連のスリットを切出して一連の細片としている,そして内側中空断面に溶接している,これによりブレースダンパーが軸方向に強制変位を受けると細片が曲げ/せん断降伏してエネルギーを消散する。座屈抵抗する他の実在ブレース型ダンパーに比較し,TTDはより簡易であるので-より低コスト-地震後のダンパーの降伏部分の検査が容易に出来る。提案ダンパーの性能は実験で検証した,4体の繰り返し試験の初期シリーズ,および5体の試験による他のシリーズでスリットのある鋼板と比較した。実験結果によると,ダンパーは非常に安定した履歴特性,優れたエネルギー消散容量を持っていることが分かった,これらは既に耐震に使用されている通常のスリットをもつ鋼板と同様である。実験結果から,履歴モデルと終局エネルギー消散容量と新ダンパーの破損を予測する方法を提案した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.