文献

J-GLOBAL ID：201002226438164945   整理番号：10A1147365

蛍光光トモグラフィーのための非線形逆問題スキーム

Nonlinear Inversion Schemes for Fluorescence Optical Tomography

著者 (3件)： FREIBERGER Manuel (Graz Univ. Technol., Graz, AUT) ,  EGGER Herbert (Univ. Graz, Graz, AUT) ,  SCHARFETTER Hermann (Graz Univ. Technol., Graz, AUT)
資料名： IEEE Transactions on Biomedical Engineering  (IEEE Transactions on Biomedical Engineering)
巻： 57  号： 11  ページ： 2723-2729  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： C0236A  ISSN： 0018-9294  CODEN： IEBEAX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 蛍光色素を利用した蛍光光トモグラフィー(FOT)は,代謝・pH・温度などが計測可能で,非侵襲な機能計測手段として利用できる。FOTでは生体内光拡散により画像再構成は非線形で非適切な逆問題なため,画像化には対象物質に関するアプリオリ情報を用いた正則化が必要となる。本報では完全な非線形形式の順問題解法を用いた非線形逆問題スキームを提示した。正則化法としてTikhonov法による,1)TV(total-variation)正規化,2)レベルセット法の2値レベルによる非線形パラメータ化を用いた。順問題には三次元偏微分方程式モデルによる離散化有限要素法を用いて,Newton法による正規化で逐次計算を行った。円柱形状の三次元シミュレーションモデルに本手法を適用し,従来の線型順問題解法に比べて高い性能を得た。

シソーラス用語： *計算機トモグラフィー ,  蛍光測定 ,  *画像診断 ,  *画像再構成 ,  *逆問題 ,  非線形問題 ,  蛍光体 ,  色素 ,  *生体計測 ,  生体機能検査 ,  光拡散 ,  知識獲得 ,  *正則化 ,  数値解法 ,  パラメタリゼーション ,  有限要素法 ,  *Newton-Raphson法
準シソーラス用語： Aprioriアルゴリズム ,  *Tikhonov正則化 ,  レベルセット法 ,  画像化 ,  *蛍光トモグラフィー ,  蛍光色素 ,  *光トモグラフィー ,  非侵襲測定

分類 (3件)： 生体計測  (EL03020C) ,  医用画像処理  (JE04020T) ,  数値計算  (JE02000J)

タイトルに関連する用語 (5件)： 蛍光 ,  光トモグラフィー ,  非線形 ,  逆問題 ,  スキーム