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J-GLOBAL ID:201002226454537034   整理番号:10A0964359

フッ素系表面改質剤「HYPERTECH FA-200」

著者 (2件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 98-101  発行年: 2010年09月15日 
JST資料番号: Y0873A  ISSN: 0911-2316  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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日産化学工業(株)社は2008年からハイパーブランチポリマー(HBP)の有機ナノ粒子からなる新製品「HYPERTECH」(スチレン型,アクリル型)の市場開発を行っている。本稿ではHBPの分子骨格内にフッ素基を組み込んだフッ素系改質剤として開発した「FAシリーズ」を紹介した。「FA-200」の物性(ガラス転移温度,分解温度,フッ素顔料,接触角,溶媒溶解性等)を示した。多官能アクリルモノマー系(0~5wt%のFA-200および光重合開始剤)を有機溶媒に希釈した溶液をスピンコートして高圧水銀灯で露光して製膜した薄膜(1μm)の全光透過率(ほぼ100%)およびヘイズ値(0.2%以下)で透明性であることを示した。水接触角の測定およびX線光電子分光法によって表面フッ素濃度および撥水性を確認した。無溶剤型ハードコート用にアクリルモノマー溶解性グレード「FA-50」,「FA-E-50」も紹介した。1mmの光硬化シートの透明性,耐溶剤性を評価し,水接触角に変化がないことを示した。今後はエポキシ樹脂系,シリコーン樹脂系およびポリイミド系高分散グレードなど多彩な分子設計による高効率なフッ素系表面改質剤の開発を推進していることを示した。
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分類 (2件):
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高分子固体のその他の性質  ,  表面処理 
タイトルに関連する用語 (3件):
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