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J-GLOBAL ID：201002226591473167   整理番号：10A0108181

メタノールやジメチルエーテルの水蒸気改質のための触媒として,炭素材料の熱分解によって作製したCu/ZnOナノ粒子を伴う高多孔質の炭素材

High porous carbon with Cu/ZnO nanoparticles made by the pyrolysis of carbon material as a catalyst for steam reforming of methanol and dimethyl ether

著者 (4件)： KUDO Shinji (Dep. of Chemical Engineering, Kyoto Univ., Kyoto-daigaku, Nishikyo-ku, Kyoto 615-8510, JPN) ,  MAKI Taisuke (Dep. of Chemical Engineering, Kyoto Univ., Kyoto-daigaku, Nishikyo-ku, Kyoto 615-8510, JPN) ,  MIURA Kouichi (Dep. of Chemical Engineering, Kyoto Univ., Kyoto-daigaku, Nishikyo-ku, Kyoto 615-8510, JPN) ,  MAE Kazuhiro (Dep. of Chemical Engineering, Kyoto Univ., Kyoto-daigaku, Nishikyo-ku, Kyoto 615-8510, JPN)
資料名： Carbon  (Carbon)
巻： 48  号： 4  ページ： 1186-1195  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： H0270B  ISSN： 0008-6223  CODEN： CRBNA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多孔質炭素に高度に分散した多量の金属を得るための技法によって,水蒸気改質反応のためのCu/ZnO/炭素触媒を調製した。この調製法は金属カチオンを担持したイオン交換樹脂の炭化を含んでいる。樹脂中にZnOを含ませることによって,同じイオン交換樹脂のCuとZnの炭化挙動と移動性の違いのため,炭化の間のCu粒子の凝集が炭素マトリクス中で抑制されて,Cuの粒径は減少した。かくして,得られたCu3Zn1触媒は,低いCu含有量にもかかわらず,Cuだけを含んだ触媒の2倍以上のCu表面積を持っていた。メタノール水蒸気改質試験は,触媒の活性がCu表面積と正に相関することを示した。γ-Al₂O₃とのハイブリッド触媒を使用するジメチルエーテル(DME)の水蒸気改質反応でも,触媒活性はCuで覆われた表面積に従った。最適化したCu/ZnO/炭素触媒複合材は,300°Cの低温とGHSV=2000h^-1でさえ,0.87の高いDME転化率を示したが,これは炭素担体の細孔構造上のCuの高い分散のためであった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *水蒸気改質 ,  接触改質 ,  *銅触媒 ,  担持触媒 ,  炭素 ,  添加物効果 ,  酸化亜鉛 ,  陽イオン交換樹脂 ,  炭化 ,  触媒調製 ,  触媒活性 ,  比表面積 ,  分散化 ,  脂肪族アルコール ,  エーテル ,  脂肪族化合物

分類 (3件)： ガス化,ガス化プラント  (YE02040Q) ,  触媒操作  (XE01050T) ,  不均一系触媒反応  (CB06100E)

物質索引 (2件)： メタノール ,  ジメチルエーテル

タイトルに関連する用語 (11件)： メタノール ,  ジメチルエーテル ,  水蒸気改質 ,  触媒 ,  炭素材料 ,  熱分解 ,  作製 ,  Cu ,  ZnOナノ粒子 ,  多孔質 ,  炭素材