文献
J-GLOBAL ID:201002226629680307   整理番号:10A0587569

大分県北部平坦地域の水田作経営における水稲極早生品種導入の経営評価

著者 (3件):
資料名:
号: 76  ページ: 1-4  発行年: 2010年05月28日 
JST資料番号: F0922A  ISSN: 0285-3507  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
H農事組合法人を事例として水田作経営モデルを作成し,線形計画法によって水稲極早生品種導入の経営評価を行った。1.借地面積に上限を設けず,かつ極早生品種は作付けることも作付けないことも選択できるという条件でLP計算を行った結果,極早生品種を導入することが合理的と判断された。「水稲2品種栽培」は「水稲1品種栽培」に比べて水稲作付け面積の拡大,高品質米生産,農業所得の増加が期待できる。2.借地面積を指定し,かつ極早生品種は作付けることも作付けないことも選択できるという条件でLP計算を行った結果,借地面積が7ha以上になると「水稲2品種栽培」が合理的であると判断された。さらに,水稲2品種栽培は,いずれの借地面積でも極早生品種と「ヒノヒカリ」を適期収穫できる範囲内で作付けるため,生産物の品質低下を招かずに規模拡大が期待できる。3.極早生品種の導入が有利となる価格条件を求めた。借地面積が19.4haの場合,極早生品種の単価が「適期収穫ヒノヒカリ」に比べて54円/kg安い183円/kgまでは,極早生品種を導入することが合理的と判断された。さらに,極早生品種単価が188円/kg以上では,単価が「刈り遅れヒノヒカリ」に比べて安い水準であっても,極早生品種を導入することが合理的と判断された。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
稲作  ,  農業経済,農業経営 
引用文献 (2件):
  • 農林水産省農業研究センター編 1999. 線形計画法による農業経営の設計と分析マニュアル. 農林統計協会
  • 笹倉修司・笹原和哉 1999, 暖地における水稲直播栽培の意義と課題「水稲直播の経営的効果と定着条件」. 小室重雄編著 農村統計協会 169-192

前のページに戻る