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J-GLOBAL ID:201002226652022821   整理番号:10A0151597

PbO-Sb2O3-As2O3:MnOから成るガラスセラミックスの微小構造,電気的,磁気的および分光学的特性

Microstructural, electrical, magnetic and spectroscopic properties of PbO-Sb2O3-As2O3:MnO glass ceramics
著者 (4件):
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巻: 207  号:ページ: 80-91  発行年: 2010年01月 
JST資料番号: D0774A  ISSN: 1862-6300  CODEN: PSSABA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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濃度の異なるMnOを含むPbO-Sb2O3-As2O3:MnOから成るガラスセラミックスを調べた。走査型電子顕微鏡による研究から,試料はランダムに分布した明瞭な結晶粒を含むことが分かった。X線回折による研究から,構成要素として,Sb3+,As3+,Sb5+,Mn2+,Mn3+,Pb2+イオンを含む様々な結晶相の形成が確認された。示差熱分析による解析から,小さな結晶が試料の内部から表面に拡がり,様々な結晶相が存在することが分かった。赤外吸収スペクトルの解析から,MgOの濃度が増すと,対称的な構造を持つAsO3およびSbO3の濃度が減少することが分かった。PbO-Sb2O3-As2O3から成るガラスセラミックスに関する光の吸収と発光は,正方対称および8面対称の位置にあるMn2+イオンの遷移に因るバンドを示すことが分かった。また,Mn3+イオンの存在は磁化率に関する研究によって確認された。ESRスペクトルの研究から,MnOを多く含む試料におけるマンガンイオンと配位子との結合は殆どイオン的であることが分かった。これらの研究結果から,核形成剤が増えるに伴って,マンガンイオンは4面体配位から8面体配位に徐々に移行することが分かった。更に,誘電性に関する研究から,結晶化剤の増加に伴って絶縁性が減少することが判明した。
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分類 (1件):
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その他の非晶質の構造 

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