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J-GLOBAL ID：201002226702089280   整理番号：10A1051641

加温+曝気処理による下水汚泥中シロキサンの除去に関する研究

著者 (5件)： 大下和徹 (京大 大学院工学研究科) ,  尾森圭悟 (京大 大学院工学研究科) ,  高岡昌輝 (京大 大学院工学研究科) ,  水野忠雄 (京大 大学院工学研究科) ,  森澤眞輔 (京大 大学院工学研究科)
資料名： EICA  (EICA)
巻： 15  号： 2/3  ページ： 201-204  発行年： 2010年10月15日 
JST資料番号： L0678B  ISSN： 1342-3983  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では下水汚泥の嫌気性消化プロセスの前段で,加温+曝気処理を行って下水汚泥中シロキサンを除去することを想定し,その基礎データを実験的に得ることを目的とした。下水処理場より採取した汚泥を対象に,加温+曝気処理実験を行って,シロキサンの挙動を評価した結果,80°C,48時間の加温+曝気処理により,汚泥中シロキサンとしてD5,D6は90%以上除去された。これにより,後段の嫌気性消化で生成する消化ガス中のシロキサン低減が期待でき,消化ガス精製のための吸着剤が不要にできる可能性が示された。(著者抄録)

シソーラス用語： *エアレーション ,  温度制御 ,  *シロキサン ,  *下水汚泥
準シソーラス用語： *下水スラッジ ,  *曝気 ,  加温

分類 (1件)： スラッジ処理・処分  (SC05050K)

引用文献 (7件)：

• 大下和徹. 下水処理場におけるシロキサンの挙動に関する研究. 下水道協会誌論文集. 2007, 44, 531, 125-138
• 小松和也. オゾン処理を用いた高効率嫌気性消化プロセス. 下水道協会誌. 2004, 41, 505, 111-117
• 日本下水道協会. 下水試験方法. 1997, 上, 296-297
• DEWIL, R. The analysis of volatile siloxanes in waste activated sludge. Talanta. 2007, 74, 1, 14-19
• TAKUWA, Y. Characterization of Trace Constituents in Landfill Gas and a Comparison of Sites in Asia. Journal of Material Cycles and Waste Management. 2009, 11, 4, 305-311

タイトルに関連する用語 (5件)： 加温 ,  曝気 ,  下水汚泥 ,  シロキサン ,  研究