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J-GLOBAL ID：201002226722663269   整理番号：10A0167656

高速溶媒抽出を用いた畜産物中残留農薬一斉分析法の効率化の検討

著者 (6件)： 小郷沙矢香 (静岡県環境衛生科研) ,  前田友幸 (静岡県環境衛生科研) ,  影山知子 (静岡県環境衛生科研) ,  中島美穂 (静岡県環境衛生科研) ,  前田有美恵 (静岡県環境衛生科研) ,  西澤雅彦 (静岡県環境衛生科研)
資料名： 静岡県環境衛生科学研究所報告  (Bulletin of Shizuoka Institute of Environment and Hygiene)
号： 51  ページ： 31-35  発行年： 2010年01月 
JST資料番号： F0630A  ISSN： 1343-246X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高速溶媒抽出装置(ASE)を用いて,抽出法の迅速化および自動化を検討することにより,畜産物中の残留農薬一斉試験の効率化を図った。有機リン系農薬6種および有機塩素系農薬17種の合計23種を対象とし,ASE,GPCおよびGC/MS/MSを用いて分析した。ASE法は抽出時間の短縮および抽出操作の自動化により,検査の省力化を図ることができた。また,ASE法は抽出溶媒が削減され,ホモジナイズ法と比較して作業者への溶媒曝露が少ないことも期待できた。精製法についても工程が省略され,検査全体が簡易化され,添加回収試験の結果も良好であった。従って,本法は通知法に比較して効率的で迅速なスクリーニング法と考えられた。

シソーラス用語： 溶媒抽出 ,  抽出装置 ,  *畜産物 ,  *残留農薬 ,  *残留分析 ,  食品分析 ,  GC-MS分析 ,  タンデム質量分析 ,  同時分析 ,  自動化 ,  迅速分析 ,  比較試験
準シソーラス用語： 一斉分析

分類 (3件)： 畜産食品一般  (FJ12010K) ,  農薬一般  (FB06010J) ,  食品の分析  (FJ01030U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 高速溶媒抽出 ,  畜産物 ,  残留農薬 ,  一斉分析 ,  効率化