抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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鋼板の熱間プレス成形の現状について解説した。従来からオーステナイト系ステンレス鋼板,マグネシウム合金板などで温間プレス加工が行われている。これらの場合は加熱温度は比較的低く,金型にヒーターを埋め込むことにより加熱が行われている。自動車部品への超高張力鋼の利用が増大し,冷間プレス成形が困難であるため,熱間プレス成形の必要性が増えてきた。熱間プレス成形では変形抵抗,スプリングバックなどは低減するが,加熱温度が900°C程度と高いため,高温酸化などの問題が生じる。また板材の加熱では表面積が大きいため温度低下が著しいなどの問題もある。このため,材料,潤滑,金型,設備を含めた研究開発が必要である。