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J-GLOBAL ID：201002226777294513   整理番号：10A0519493

巨大ひずみ加工による超微細組織制御

著者 (1件)： 堀田善治 (九大)
資料名： 軽金属  (Journal of Japan Institute of Light Metals)
巻： 60  号： 3  ページ： 134-141  発行年： 2010年03月30日 
JST資料番号： F0772A  ISSN： 0451-5994  CODEN： KEIKA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 巨大歪加工による結晶粒微細化の方法としてHPT(高圧ねじり)法及びHPS(高圧滑り)法を解説し,それらの加工による組織の特徴を示した。HPT加工はディスク状またはリング状試料をアンビル中で1GPa以上の圧力を加えながら回転させ,試料に超高圧化でねじり変形による巨大歪を導入する。HPS法ではアンビルと押棒を用いて試料に高圧下で剪断歪を導入する。これらの巨大歪加工により得られた純アルミニウムの加工組織及び相当歪とビッカース硬さの関係を示し,アルミニウムの純度の影響を考察した。巨大歪加工による7075時効硬化型合金の析出強化と結晶粒微細化の効果及びアルミニウムとカーボンナノチューブの複合材料を紹介した。

シソーラス用語： *結晶粒微細化 ,  *ねじり加工 ,  滑り ,  アンビル ,  超高圧 ,  ねじり変形 ,  剪断変形 ,  塑性歪 ,  変形組織 ,  押込硬さ ,  *アルミニウム合金 ,  アルミニウム ,  純度 ,  純金属 ,  カーボンナノチューブ ,  時効硬化 ,  析出硬化 ,  分散強化合金 ,  剪断歪 ,  SPD【塑性】
準シソーラス用語： JISA7075 ,  *強歪加工 ,  高圧ねじり加工

分類 (2件)： 特殊成形  (WC04040W) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

引用文献 (36件)：

• 1) R. Z. Valiev, Y. Estrin, Z. Horita, T. G. Langdon, M. J. Zehetbauer and Y. T. Zhu: JOM, 58 (4) (2006), 33–39.
• 2) V. M. Segal, V. I. Reznikov, A. E. Drobyshevskiy and V. I. Kopylov: Russian Metall., 1 (1981), 99–105.
• 3) P. W. Bridgman: Studies in Large Plastic Flow and Fracture, McGraw-Hill, New York, NY, (1952).
• 4) Y. Saito, H. Utsunomiya, N. Tsuji and T. Sakai: Acta Mater., 47 (1999), 579–583.
• 5) O. R. Valiakhmetov, R. M. Galeyev, and G. A. Salishchev: Fiz. Metall. Metalloved, 10 (1990), 204.

タイトルに関連する用語 (2件)： 巨大ひずみ加工 ,  微細組織