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J-GLOBAL ID：201002226821546720   整理番号：10A0334335

ヒドロゲル中の高周波数多孔質弾性波

High frequency poroelastic waves in hydrogels

著者 (4件)： CHIARELLI Piero (CNR Inst. of Clinical Physiology, via Moruzzi 1, 56124 Pisa, ITA) ,  LANATA Antonio (Interdepartmental Res. Center “E. Piaggio,” Fac. of Engineering, Univ. of Pisa, via Diotisalvi 2, 56126 Pisa, ITA) ,  CARBONE Marina (Interdepartmental Res. Center “E. Piaggio,” Fac. of Engineering, Univ. of Pisa, via Diotisalvi 2, 56126 Pisa, ITA) ,  DOMENICI Claudio (CNR Inst. of Clinical Physiology, via Moruzzi 1, 56124 Pisa, ITA)
資料名： Journal of the Acoustical Society of America  (Journal of the Acoustical Society of America)
巻： 127  号： 3  ページ： 1197  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： C0249A  ISSN： 0001-4966  CODEN： JASMAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒドロゲル中の高周波数多孔質弾性縦波の連続体モデルを提案した。このモデルではポリマの網構造とその内部の結合水との相互作用を記述する粘弾性力を導入し,ポリビニルアルコールヒドロゲル試料中の超音波の速度と減衰を測定してモデルの正当性を試験した。超音波減衰についてはヒドロゲル中の結合水体積比率β増加とともに単調に減少することを理論的および実験的に確認した。またポリマと結合水との粘弾性力を導入することにより2相理論が得られこれによって,超音波高速波減衰が周波数の関数として非整数指数関数的に変化することが示され,既に報告されている実験データと一致することを確認した。βが1に近くなると(100%間隙水)超音波の位相速度は純粋中の位相速度より大きなる。このβ=1における速度ギャップは実験的に確認され,その結果からゲル試料の架橋度が低く結合水量が多いほどこの速度ギャップは大きくなることがわかった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ヒドロゲル ,  多孔質体 ,  縦波 ,  粘弾性 ,  *超音波減衰 ,  *超音波速度 ,  結合水 ,  位相速度 ,  架橋度 ,  HF【周波数】 ,  光弾性 ,  弾性波
準シソーラス用語： 連続体モデル ,  光粘弾性 ,  高周波

分類 (1件)： 音波伝搬  (BB03030G)

タイトルに関連する用語 (4件)： ヒドロゲル ,  高周波数 ,  多孔質 ,  弾性波