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J-GLOBAL ID:201002226869223221   整理番号:10A1154918

結紮した脂質二分子膜におけるチトクロームbo3の研究

A study of cytochrome bo 3 in a tethered bilayer lipid membrane
著者 (5件):
資料名:
巻: 1797  号: 12  ページ: 1917-1923  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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大腸菌チトクロームbo3(cbo3)由来のユビキノールオキシダーゼの活性を結紮した脂質二分子膜(tBLM)において疎水性基質ユビキノール-10の関数として測定する評価法を開発した。UQ-10をin situで加え,膜における酵素活性とUQ-10濃度をサイクリックボルタンメトリーで測定した。cbo3は濃度が5~10pmol/cm2以上のUQ-10で阻害されたが,生産物阻害はなかった。サイクリックボルタンメトリーを使用して3種類の阻害剤(酸素還元を阻害するシアン化物,キノン酸化を阻害する2-n-ヘプチル-4-ヒドロキシキノリンN-オキシド(HQNO),及び酸素還元とプロトンポンプ活性に必要なプロトンチャンネルを遮断すると考えられているZn(II))の効果を調べた。HQNO及びZn(II)で阻害したcbo3の電気化学挙動は殆ど同じであり,Zn(II)イオンは酸素還元ではなくキノールによる酵素還元を阻害することを示唆した。Zn(II)は濃度が50μM以下でcbo3のプロトン放出を阻害するが,酸素から水への還元に必要なプロトン取込は阻害しないことを示唆した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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酵素一般 
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