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J-GLOBAL ID：201002226896570855   整理番号：10A0909644

高次モードパワー抽出のためのテーパ多モード干渉結合器

Tapered multi-mode interference couplers for high order mode power extraction

著者 (4件)： HOSSEINI Amir (Univ. Texas at Austin, TX, USA) ,  COVEY John (Univ. Texas at Austin, TX, USA) ,  KWONG David N (Univ. Texas at Austin, TX, USA) ,  CHEN Ray T (Univ. Texas at Austin, TX, USA)
資料名： Journal of Optics  (Journal of Optics)
巻： 12  号： 7  ページ： 075502,1-5  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： D0538C  ISSN： 2040-8978  CODEN： JOOPCA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多モード入力を単一基本モードへ効率よく変換するための導波路デバイスを提案し,その特性を数値で調べた。このデバイスは入力多モード導波路と出力単一モード導波路をテーパ多モード干渉結合器(MMIC)により接続して構成した。MMICは入力が基本モードの場合に,自己結像効果による縮小出力像が得られ,断熱テーパ(AT)と同様に,出力基本モードへの変換を約100%の効率で行う。入力が高次偶数次モードの場合は,ATでは遮断が生じるのに対して,MMICは短いテーパとして作用し,出力基本モードへのかなりの変換が起こる。この特性をビーム伝搬シミュレーションで調べ,直線および放物形テーパMMICの各モードの振幅透過率を計算した。その結果,基本モードではほぼ100%,二次モードでは平均25%,四次モードでは平均7%の振幅透過率になった。従って,同一振幅の基本および二次モードの同時入力の場合は,ATに比べると,出力パワーは1.55倍になることが分かった。

シソーラス用語： *光結合器 ,  *光干渉 ,  *モード変換 ,  *導波モード ,  *光導波路 ,  キャラクタリゼーション ,  数値解析 ,  単一モード ,  多モード ,  テーパ構造 ,  結像 ,  透過率
準シソーラス用語： 自己結像 ,  *多モード干渉 ,  変換効率

分類 (1件)： その他の光伝送素子  (BD06040S)

タイトルに関連する用語 (5件)： 高次モード ,  パワー ,  テーパ ,  多モード干渉 ,  結合器