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J-GLOBAL ID：201002226933180442   整理番号：10A0639808

哺乳類の毛周期の促進におけるビタミンD受容体との分子的協力を特徴づけるためのhairlessコリプレッサー変異体の分析

Analysis of Hairless Corepressor Mutants to Characterize Molecular Cooperation with the Vitamin D Receptor in Promoting the Mammalian Hair Cycle

著者 (8件)： HSIEH Jui-Cheng (Univ. Arizona Coll. of Medicine, Arizona) ,  SLATER Stephanie A. (Univ. Arizona Coll. of Medicine, Arizona) ,  WHITFIELD G. Kerr (Univ. Arizona Coll. of Medicine, Arizona) ,  DAWSON Jamie L. (Univ. Arizona Coll. of Medicine, Arizona) ,  HSIEH Grace (Univ. Arizona Coll. of Medicine, Arizona) ,  SHEEDY Craig (Univ. Arizona Coll. of Medicine, Arizona) ,  HAUSSLER Carol A. (Univ. Arizona Coll. of Medicine, Arizona) ,  HAUSSLER Mark R. (Univ. Arizona Coll. of Medicine, Arizona)
資料名： Journal of Cellular Biochemistry  (Journal of Cellular Biochemistry)
巻： 110  号： 3  ページ： 671-686  発行年： 2010年06月01日 
JST資料番号： D0326B  ISSN： 0730-2312  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 哺乳類の毛周期にはビタミンD受容体(VDR)とhairless(Hr)コリプレッサーが必要で,Hrは直接VDRと相互作用してVDR標的化転写を抑制する。本報では,HrのC末端部のVDR相互作用ドメイン,領域をマッピングした。部位特異的突然変異誘発で,C末端の疎水性モチーフがHrによるVDR転写抑制に必要であることがわかった。マウスとヒトで脱毛症を起こす自然突然変異体に相当する保存残基でのラットHrの点変異,ヒストン脱メチル活性にかかわるC末端残基の修飾によって,これら全てのHr変異体がVDR関連性を保持し,このうちのいくつかでは転写抑制活性が阻止された。このHr変異体のうちの4つはヒストンデアセチラーゼ3と正常に関連した。Hrとの関係に必要なヒトVDRの3つの領域を同定した。HrとVDRは蛋白質-蛋白質インタフェースを介して相互作用し,クロマチンリモデリングに影響を及ぼし,毛周期を制御するVDR標的遺伝子の転写を抑制した。

シソーラス用語： *ビタミンD受容体 ,  DNA結合タンパク質 ,  共役因子 ,  突然変異体 ,  *周期 ,  タンパク質 ,  遺伝的調節 ,  部位特異的変異誘発 ,  脱メチル ,  ヒストンデアセチラーゼ ,  細胞遺伝現象
準シソーラス用語： コレプレッサー ,  *毛周期 ,  HR蛋白質 ,  転写調節 ,  ヒストンデアセチラーゼ3 ,  クロマチンリモデリング

分類 (3件)： ビタミンD  (EB07050H) ,  細胞膜の受容体  (EF04030C) ,  外皮一般  (EJ11010C)

タイトルに関連する用語 (9件)： 哺乳類 ,  毛周期 ,  促進 ,  ビタミンD受容体 ,  分子 ,  協力 ,  コリプレッサー ,  変異体 ,  分析