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J-GLOBAL ID:201002226977150656   整理番号:10A0127889

パルスレーザ蒸着したBCN薄膜の構造と光学的性質に及ぼす窒素圧の効果

Effect of nitrogen pressure on structure and optical properties of pulsed laser deposited BCN thin films
著者 (6件):
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巻: 204  号: 11  ページ: 1863-1867  発行年: 2010年02月25日 
JST資料番号: D0205C  ISSN: 0257-8972  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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窒素雰囲気の炭化ホウ素(B4C)ターゲットのレーザアブレーションで,非晶質窒化ホウ素炭素(BCN)の薄膜をSi(100)と石英基材に析出した。膜の析出速度,組成,構造,および光学的性質への,窒素圧(pN2)の効果を調査した。膜の析出速度は表面プロファイラーで測定した。析出速度は,高いpN2では3.4から6.25nm/分まで増加した。膜の構造と組成はX線光電子分光(XPS)とフーリエ変換赤外線分光(FTIR)で調査した。FTIRとXPS分析によると,析出したBCN膜はB-C,N-C,およびB-Nの化学結合を含んでおり,三成分系のBCN化合物の形成を示唆していた。窒素圧の増加で,膜の窒素含有量は漸増し,その後,10PaのpN2で,~26at%で飽和状態になった。光学バンドギャップ(Eg)は,pN2の2から15Paへの増加に伴い,3.78から3.92eVまで増加した。Egの変化は,膜の組成と結合状態の変化に従った。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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その他の無機化合物の薄膜 
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