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J-GLOBAL ID：201002227004672400   整理番号：10A0323233

熱多孔度測定によるモルタルの細孔径および形状

Pore size and shape in mortar by thermoporometry

著者 (2件)： SUN Zhenhua (Princeton Univ., Civil & Env. Eng./PRISM, Eng. Quad. E-319, Princeton, NJ 08544, USA) ,  SCHERER George W. (Princeton Univ., Civil & Env. Eng./PRISM, Eng. Quad. E-319, Princeton, NJ 08544, USA)
資料名： Cement and Concrete Research  (Cement and Concrete Research)
巻： 40  号： 5  ページ： 740-751  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： E0724A  ISSN： 0008-8846  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 熱多孔度測定(TPM),チッソ吸着/脱離(NAD),および水銀圧入ポロシメトリー(MIP)によりモルタル(w/c=0.55)の細孔構造を試験した。TPM測定は多孔質ガラスのNADとMIPの比較により校正を行った;乾燥および再飽和モルタルについて同様の比較を行った。未乾燥モルタルに対してTPMは細孔入口(凍結サイクルからの)および内部(融解サイクルから)を与える。以前の研究と同じく,多孔質ガラス中の氷と細孔壁の間に厚さ約0.8nmの凍結しない水の層;石灰を飽和した水を使った場合は層の厚さは約10%増加する;があることを見出した。モルタル中では凍結しない層は約1.0~1.2nmの厚さであり,そのため直径≦4.5nmの細孔中では(結晶/液体界面の半径~1.5nm)少なくとも-40°Cまでは凍結は起きない。凍結融解曲線のヒステリシスに基づけば,モルタル中の大きなメソポアはどちらかというと球形であるのに対して小さなものはもっと円筒形であることが判明した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *セメントモルタル ,  細孔径 ,  *細孔径分布 ,  計測 ,  凍結融解
準シソーラス用語： 水銀圧入法

分類 (1件)： セメントの性質・分析  (YC05040F)

タイトルに関連する用語 (3件)： 多孔度 ,  モルタル ,  細孔径