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J-GLOBAL ID：201002227031715218   整理番号：10A0021936

川崎病患者の胃腸管由来の熱ショック蛋白質と細菌スーパー抗原の性質

Heat shock proteins and superantigenic properties of bacteria from the gastrointestinal tract of patients with Kawasaki disease

著者 (7件)： NAGATA Satoru (Juntendo Univ. School of Medicine, Tokyo, JPN) ,  YAMASHIRO Yuichiro (Juntendo Univ. School of Medicine, Tokyo, JPN) ,  OHTSUKA Yoshikazu (Juntendo Univ. School of Medicine, Tokyo, JPN) ,  SHIMIZU Toshiaki (Juntendo Univ. School of Medicine, Tokyo, JPN) ,  SAKURAI Yumiko (Juntendo Univ. School of Medicine, Tokyo, JPN) ,  MISAWA Shigeki (Juntendo Univ. School of Medicine, Tokyo, JPN) ,  ITO Teruyo (Juntendo Univ. School of Medicine, Tokyo, JPN)
資料名： Immunology  (Immunology)
巻： 128  号： 4  ページ： 511-520  発行年： 2009年12月 
JST資料番号： H0768A  ISSN： 0019-2805  CODEN： IMMUAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 川崎病の急性期の小児患者19人の空腸粘膜から分離したグラム陰性菌13株による熱ショック蛋白質(hsp)とスーパー抗原(sAg)の産生を,対照小児の場合と比較した。分離菌は大量のhsp60を産生し,末梢血単核細胞(PBMC)による炎症誘導性サイトカイン産生を誘導した。細菌培養上清と共培養するとPBMCはhsp60を産生した。またsAg活性を示すグラム陽性球菌も同定した。sAg以外の細菌産物は川崎病患者のPBMCの消炎性サイトカインIL10の分泌を誘起した。同定した全細菌は抗生物質耐性であった。sAgとhspが川崎病に関わる可能性が示唆された。

シソーラス用語： *川崎病 ,  *腸粘膜 ,  熱ショックタンパク質 ,  スーパー抗原 ,  *グラム陰性菌 ,  インターロイキン10 ,  ヒト ,  子供 ,  リンパ球 ,  インターフェロンγ ,  TNFα ,  HSP60 ,  グラム陽性球菌 ,  末梢血単核細胞 ,  免疫応答 ,  *微生物
準シソーラス用語： 免疫反応 ,  *空腸粘膜

分類 (2件)： 免疫反応一般  (ED03010T) ,  小児に特有の疾患  (GC08020M)

タイトルに関連する用語 (7件)： 川崎病 ,  患者 ,  胃腸管 ,  熱ショック蛋白質 ,  細菌 ,  スーパー抗原 ,  性質